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最初に読み初めて感じたことは、マリみてはファンタジー作品の一つという印象が非常に強かったです。 世界観を表すのに服装など身近なところから入るわけなのですが、制服がまずこんなマニアックなの見たことが無いという先入観を読者に与えるのが強烈でした。 学園物というよりは、行った事の無い世界へ作者は導いたと感じます。見た目が学園物なので、現実にはこんなの無いよと言われそうなんだけどね。(^^;;;) 私は公立の共学でしたが、理系クラスやったんで男子が多かった。大学も理系だから男子ばかり(笑) キャラクターも薔薇様達が個性豊かというのが、作品を盛り上げています。成長したキャラという印象が強いのが由乃さん。1巻目の儚い由乃さんのイメージが巻数を重ねる毎においしいキャラに育っていくのが良いところです。 女性が読むということで、佐藤聖さまのオヤジ仕様が男性らしさ(?)を強調しており作品としての中性を保っているのもあるのかな? 1巻目ではインパクトが弱いキャラも巻数を重ねそれぞれを話を組み込む事によりキャラクターの個性が出てきたのではと感じます。 キャラクターが個性的と言いつつも、身近に居そうなキャラクター設定が無理していなくて良いです。 カトリックの学校なのに数珠を持っていっていたり、クラブを複数掛け持ちしていたり、思い当たる人が結構身近に居るもので・・・。 どのキャラが好きかといわれると、実は困ったりして・・・。個性的でみんな良いんだよねえ。 小説についてですが、初めて読むときは、1冊目から順番に読むことをおすすめします。本の出た順番は、カバー折り返しのタイトル一覧を見て確認してください。 私の場合は、2回の買い物で全部揃えてしまったので、タイトルチェックは後からでした。(爆)
マリみてと一緒に読むと面白い作品など紹介。 川原泉 笑うミカエル (白泉社 全3巻) |
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マーガレット誌で連載されたコミック版です。 元々のひびき玲音さんと絵柄が異なる人が描くためにキャラクターが違うことと、コミックということで省略された部分が多いのが特徴でしょうか。 小説1冊を1巻のコミックは辛いのですが、テンポ的には読みやすくなっていると感じます。 このコミックってマーガレットコミックスなのに男性が買う比率が高いらしい・・。 私の場合、少年マンガと少女マンガをほぼ半々で買っているので、気にはならんけど。 |
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原作小説を元にアニメ化され、基本的には原作に忠実です。一部放映順序が季節順になってなかったですが、「いばらの森」という作品性質を考えると後回しでよかったのかなと感じました。 「いばらの森」の回では時間が無かったことや、台詞を入れ替えてみると作品雰囲気はどうかわるかと原作と異なるラスト展開になっています。「白き花びら」はTV放映の限界ギリギリですねえ。 原作を読んでいてあまり目立たなかった薔薇様が目立つ目立つ、特に白薔薇様はおいしすぎ。原作より存在感200%アップでしょう 何度か見てて気付き難かったのですが、男性声優って2人だけのような・・・。(笑) 続編の製作も決まったようなので、新1年生の登場などが楽しみになってきました。 続編がマリア様がみてる〜春〜 というタイトルで夏に放映されました。 アニメのオープニングがBGMから歌詞付になって雰囲気が良くなっています。歌詞無しも良かったけど、春は歌詞付で正解だったかもしれませんね。 新1年生が後半から登場しましたが、活躍がこれからという所で終わりそうですね。パート3の製作が待ち遠しいです。・・でも原作に追いついちゃいそう。 |
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アニメ版のキャストでそのままドラマCDとなりました。 アニメ以上に原作に忠実です。アニメでカットされたシーンも入っているし、声優さんの演技に熱がはいっていますから、一度機会があれば聴いてみると良いと思います。 個人的にはアニメやコミックよりも一番のお薦めでしょうか。 |