あだち充

	  青春もので人気の高い作家です。私は、「ああ青春の甲子園」でファンになり、今でも
	偶に読んでいます。今のあだち作品はこれが原点なので、さわやかな作品が好きな方は
	一読を薦めます。昔の作品は入手困難ですので、古本屋をじっくりまわりましょう。


	タッチ  全２６巻  

	有名な野球をベースにしたラブコメです。青春ものとして好きな作品です。
	非常に完成された作品でもあります。
	スポーツ作品としては野球と新体操と２本の柱、ストーリー展開は、
	シリアスな展開や人間模様など上手く組み合わさっています。魅力ある
	ライバルの存在など、どこから読んでも盛り上がりがあるところが良いです。


	みゆき  全１２巻 

	私は最終話を読んで泣きました。あだち作品のラストは、まだまだ続く感じってのが
	多いけど、これは本当にラストでした。泣いたのキャラに惚れこんだからでしょうね。
	ラブコメの基本作品で、現在でもこの作品がモチーフになったと思われるアニメや
	ゲームが多いと感じるのは気のせいでしょうか。


	ああ 青春の甲子園  全７巻

	最初にふれたあだち作品です。知らない人が多いと思うけど、ぜひ読んでください。
	短編がメインなので、読みやすいです。今は文庫版で出ていると思います。
	原作は やまさき十三さんと釣りバカ日誌の原作者のデビュー作でもあります。


	ラフ  全１２巻

	親が和菓子店で対立している大和家と二宮家の圭介と亜美が水泳部を舞台にした、作品
	です。寮生活という舞台で、それぞれの実家を交えた、テンポの良い作品です。
	個人的にはラストがまだまだ続くのではという終わり方が残念のような。
	脇役キャラが個性的でしたが、タッチを超えなかったかも。それだけタッチの脇役が
	際立っていたわけなのですが・・