★ティアハートBlog

比例での自民党得票率は４０％前後。議席としては本来なら１９２議席が妥当。
１００議席近く余分に取っているという矛盾があるわけですね。
死票の多い小選挙区制の悪い所が前回の選挙と異なり露呈してしまいました。
民主党の得票率もよく見ると自民党に近いのですが、小選挙区で競り負けると殆どが死票になってしまう。
民主党が主張していた比例代表枠の削減を実現したら、民主党の議席は今まで以上に少なくなります。もちろん他の野党の議席も減って民意としては一党独裁状態があって怖いですね。
小選挙区は政権交代しやすいというが、その代わりに大多数の意見を切り捨てる。昨今言う　勝ち組、負け組を示しているのではないだろうか。
負け組と呼ばれるのが嫌で勝ち組へ移動したくなる。自民党への投票はまわりに押し流されて流れた票が多いと考えるのです。
　憲法改正による憲法９条破棄、郵政民営化による地方切捨て、資金運用のハイリスクハイリータン化、消費税増税などこれからの先の流れを考えると安心できる政治家を選んだのか・・・疑問だ

改革という言葉は以前までは野党の言葉だった。
それが野党側が現在をまもる（改悪予防）の為に維持的な表現が多くなって逆転現象が起きたのが印象的だった。

目先の郵政だけに捉われすぎてないだろうか？
今回は敵を作って悪事をなすりつけて、自分が善に見えるトリックなんですよね。昨今のナショナリズムも自分の意見が正しいと思い込みすぎて、他の意見は悪として受け入れられないってのが主流なのが怖いですわ。

少数意見を受け入れられない政治になるのが嫌なんですよね。