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2007年10月15日
近所の廃線めぐり
先日阪急電車の写真をアップしましたが、何を撮影しに行ったかというと廃線跡めぐりをしてきたのです。
阪急神戸線と宝塚線が中心ですが、以前存在した線路や駅などを巡ってみるという企画です。
■上筒井駅跡地付近
かつて駅があったとは思えない場所です。王子公園駅から王子動物園の前の道を西へ行ったところへ1940年まで上筒井駅(旧神戸駅)があったのですが、今は道路だけで面影は全くありませんね。
上筒井駅は阪急神戸線が開業した当初の終着駅で当時は神戸駅でした。現在の三宮駅が開業してから支線となり、その後に廃止されています。
当時神戸市電と連絡されており、写真に見えるバス停が駅があったという面影でしょうか・・・
■旧伊丹駅
伊丹線の終点伊丹駅ですが、1995年の阪神大震災で崩落しテレビニュースで報道されたのが有名です。
伊丹駅は線路の途中から宝塚駅へ向かうようにカーブした先に建てられています。(写真の右側の高架が現在の伊丹線)
昔は塚口駅から直線で真っ直ぐ進んだ位置に存在し、写真に写っているパジェロミニの後ろに見えるビルの切れ目付近に駅があったようです。
再開発されて線路があったような跡地がわからないのが難点ですが・・・
撮影場所から反対側を撮影すると、線路がカーブする始点になっています。
ここから高架の伊丹駅へ続いていますがコンクリートが新しいのに気付くと思います。
なぜ新しいかというとここに震災で仮駅となった伊丹駅があったのです。
伊丹駅がなぜカーブした先にあるのかというと、昔は宝塚線まで延伸する計画があったためだそうです。開業時に直線だった時は、箕面へ延伸可能なようにされていたようで鉄道需要によって延伸先が変わったというのが面白いですね。今は延伸計画なさそうですが・・・
続きはまた明日に
投稿者 you_tiara : 2007年10月15日 22:21