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2007年10月24日

情報の重要度

■救助と事故と労災
大型トラックの運転手が、事故を目撃し怪我人救助中に跳ねられて死亡。
トラックは荷物輸送中で労働時間中に事故救助した為の死亡事故の為、労災となるかが争点となった裁判があった。
愛知県の労働基準監督署の主張通り、救助は仕事でないので遺族年金などの保証なしという不当判決が出た。
労働基準監督署としては無駄な出費を防いだ効率化であるのだが、人名救助を無視する事を是とする判断には疑問がある。

仕事中に事故を見て救助して何かあっても保障は無いという悪しき前例が出た訳です。
この情報を知っているが為に、もし事故を目撃して仕事中だから救助しないという行動を正しいとしてしまうのには悲しいものがある。
 最高裁までは行ってないので、不当判決が撤回される可能性はありますが

■情報の重要度
JR西日本のHPを見ていると、駅の停車位置をオーバーしたとかの情報が細かく載っている。
そのロスが1分程度でダイヤなどに殆ど影響がない場合は載せる事なのか?と過剰反応に感じます。2年前の事故の影響があるので過剰反応になっていると思うんですが・・・
 大雨で止まりきれずとか、混雑200%以上重すぎて多少のオーバーランは仕方ないと思うんだが・・・

そう感じた理由は 今日の通勤途中ダイヤが乱れて踏切が開かず、15分くらい余裕があったのに踏切が開かずに遅刻しかけ・・・
今回のはJR西日本のHPに濃霧で電車がスローダウンが原因と理由が載ってたけど、この手の情報は大きく乱れた時だけ良いと思う。
こっちの方が影響でかい

■消費税増税
今後の年金や福祉など、少子高齢化が進む中での支出増費を理由に消費税増税が自民党から上がっている。
消費税を上げる事により、福祉が充実するように見えるのだが、3%の時も5%の時も同じ理由を言っていた事を忘れている。
そして一番の問題は自民党がこのような状況になるのをわかりつつ先送りにした反省が全くない点に問題を感じる訳だ。
一部の食品メーカーの不祥事についニュースの目を向けがちだけど、生活に直結する消費税増税には反対意見を言わなあかんと思う。
年金が増えたとしても消費税増税で結局支出が増えれば意味が無い訳だ。
政府の増税根拠としては無駄な支出である分野も右肩上がりで、そちらをカットするという視点がないのが問題じゃないだろうか

法人税や高額所得者の税率を下げて、所得が少ない人から搾り取る方法はストップしないと悪循環は止まらんような・・・
無駄の一つである政党助成金(領収書偽造の温床)が毎年上がっている時点で本当に無駄を削除する気がないといえるんだが。
 高額納税者の税率も約7割→約4割へ下がり、トヨタはあれほど儲けているのに納税額が減っているという現実を是正するのが必要だろう。

消費税が上がれば確実に消費が落ち込み、実感のない好景気から実感の伴う不景気へ転換する。
トヨタが車が売れないで苦労している。偽装請負で人件費カットしまくれば買える人が減るという当たり前に気付かない時点で国民へ目向いてないというか、企業の好景気が家計に直結していない現在の構造が実感の伴わない不景気という点に気付くべきだろうけど

投稿者 you_tiara : 2007年10月24日 23:08

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