2008年01月19日
4気筒エンジン 660cc規格
前から調べようと思っていたのですが軽自動車の4気筒エンジンは660cc規格で4種類あります。スズキ以外は現行でラインナップされており出力は意味無いので、内径×行程というスペックに注目してみた。
スバル EN07 内径×行程 56.0×66.8 658cc
三菱 4A30 内径×行程 60.0 × 58.3 659cc
ダイハツ JB-DET 内径×行程 61.0×56.4 659cc
スズキ F6B 内径×行程 65.0×49.6 658cc
スペックを見比べると面白いのが、スバルのみロングストロークで後は全てショートストロークエンジン。三菱がスクエアに近いというところでしょうか。
走りで言えばダイハツとスズキがMTに搭載し高回転を得意とするエンジンというのが見えてきます。スバルはサンバーでの重量級ボディでも引っ張れるロングストロークエンジンの粘りが見て取れますね。その上スーパーチャージャー搭載で下から実用にしたのが上手いつくりかも
スズキのエンジンは5MTのターボしか存在しなかったので、このショートストロークならNAとATだったら走らない車になっていただろうなあ。AT全盛ではすぐに消滅して仕方なかったと感じます。
今はAT全盛なので4気筒エンジンは低速でのトルク不足が目立ってしまう。スバルはロングストロークという優位点があってもATになれば残念ながら3気筒エンジンの方が実用性が上。
三菱はiで新型3気筒エンジンを開発したし、ダイハツはKF型を開発。スバルも軽自動車の新型開発がどうなるのか不明な状態。
今の御時世だと軽自動車の4気筒エンジンが消えちゃいそうだなあ。
4気筒エンジンはMTと組み合わせて威力を発揮するのにMTの売れ行きが少ないというのが厳しいところです。
4気筒エンジンはどれが一番かというと、やっぱり一番インパクトがあったのがダイハツJBでしょうね。あの加速性能と速さは驚きだった。
投稿者 you_tiara : 2008年01月19日 00:34