2008年02月27日
自動車販売台数
先月の国内の自動車販売台数を見ると
１位トヨタ (約1１万台)
２位日産 (約5.5万台)
３位スズキ (約5万台)
４位ダイハツ (約4.5万台)
５位ホンダ (約4.5万台)
６位マツダ (約2万台)
７位三菱 (約1.5万台)
８位スバル (約1.5万台)
となっています。
軽自動車と普通車を合わせてなので、軽自動車の人気が高い現在スズキとダイハツの順位が高い事がよくわかります。
日産自動車は２位であるのですが、軽自動車が３割くらいを占めるので、OEM元のスズキと三菱へ台数を割り振ると２位はスズキ、日産は５位まで落ちてしまいます。
日産が国内販売で本当の２位になるには、GT-Rを作る技術よりも軽自動車をつくる技術力をつける必要性が高いと感じます。ホンダが５位からの脱出で軽自動車に力を入れると発表したとおり今後は国内販売は軽自動車がキーになるでしょうね。
三菱やマツダは国内で売れないので、海外向けである３ナンバーサイズを国内投入。ユーザーに受け入れられず売れないの悪循環。
海外で売れているので、開発コストの回収が見込めない国内専用設計車両投入は諦めているという感じです。
かつて３位と４位だった両社ですが、スズキ、ダイハツ、ホンダに２倍から３倍の差をつけられ挽回は難しい。
怖いのがこの販売台数で、熊本のマツダディーラーが倒産してユーザーが困りかねない事態になりました。
自動車は整備が必要なのでサポート体制が大事ですが、そのサポート体制が崩れかねない販売割合になってきています。
投稿者 you_tiara : 2008年02月27日 23:30